長野県信濃町の道の駅しなの様-製造工程から搬入まで

フレーム製作工場

工場での本体フレ−ムの製作風景です。1ミリの誤差もなく、鉄骨を溶接していきます。
全て全周溶接をしているので、フレームの強度は相当なものです。
この工場で、車体のシャーシと本体フレ−ム、鉄骨根太を製作します。

車体シャーシへ車軸の取け

工場から移送された本体に、車軸を取付けていきます。
車軸荷重1t から6t まであり、使用用途により選択されます。
タイヤも空気タイヤとノーパンクタイヤがあり、用途により選択されます。
車軸取付後、専用ジャッキベースによりジャッキアップされ、本体の加工作業が始まります。

屋根下地構造

この写真は屋根構造のものです。
屋根部外周に幕板と垂木が取り付けられ、断熱材としてスタイロフォーム75ミリがはめ込まれ、耐水合板12ミリの二重張りによって屋下地の構造が造られていきます。
この後、屋根板金工事が始まります。
屋根角部のアール部分のスタイロフォームには、専用で製作された熱線アールカッターで成形されていきます。

屋根板金工事

下地の造られた屋根は、板金工事が始まります。
デザインが優先されたWOOODの屋根は角部がアールになっています。
これは、とても業者泣かせの技法ですが、出来上がった後は、とても自慢げです。

唐松丸太積みの準備

これから造られていく本体に、壁材料の丸太が運びこまれました。
丸太にはスリットが切り込まれていて、1本1本柱間に落し込まれていきます上下の丸太どうしは、雨水と埃防止のため、シーリングが施されていき、長ビスでしっかりと固定されていきます。

唐松丸太積みの完成

柱間の腰部に丸太がはめ込まれた状態です。
この後、開口部の窓枠が取り付けられ、上部にまた丸太が取り付けらていきます。
唐松丸太は加工が大変ですが、積み上がった丸太は、非常に美しい木目が浮かび上がってきます。
自然観がたっぷり味わえます。

完成

各建具、化粧幕板、外部カウンター、そして全体に塗装がされ、完成した状態です。
前面の縦の黒いバーは牽引用と車軸の方向を変える装置です。
この後、レッカー車に積込まれますが、待機している状態です。

積込み

10トンの大型レッカー車に積込まれた状態です。レッカー車のアウトリガーを上げ、ウィンチで引っ張り上げて積載しました。
他にクレーン車で吊り上げる方法もありますが、レッカー車の方が安心ですね。

搬入

さて、いよいよ「道の駅しなの」の会場に到着しました。この後、何人かの手押しで所定の位置に据え付けました。
この日は、天気が大変良く、晴れ晴れしい気持ちで、絵に描いたような美しい光景でした。

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